はじめて演劇を見てきました。
そして、私のはじめての演劇はデートの練習も兼ねていました。
イッコーもくにやたら布教される
今回のデートの練習のお相手は、イッコーもくさんです。
イッコーもく
舞台俳優 一洸(イッコー)のガチオタ
20代前半女性
通話仲間の友達
名前の由来 イッコー目的のオタク
イッコーもくさんとは、通話グループにいる友達の友達みたいな関係です。
いつものグループで通話していると、イッコーもくさんがやたらイッコーが出演する舞台に誘ってきました。どうやらイッコーもくさんはイッコーを布教したいようです。「イッコーの舞台行きませんか?」ってDMで布教してくるんですよ。どんだけ~!イッコーもくさん、若い女性だけど中身はどっかの液体のオタクと同じ布教妖怪なのかもしれない…
イッコー布教はちょっと怖かったけど、舞台は興味あったんですよね。ちょうどアニメ推しの子が流行っていて、私は推しの子の中では黒川あかねが好き。黒川あかねは舞台女優で、演技力がめちゃくちゃ高いキャラです。黒川あかねの影響で、舞台や演劇をメインでやっている人は演技力が高いイメージがあって、一度舞台や演劇を見たいと思っていた所でした。そんなわけでイッコーもくさんからの誘いにOKしました。(決して若い女の子とデートするのが目的ではない。舞台に興味があったからです。)
一洸(イッコー)とは?
ちなみにイッコーは、どんだけ~!のイッコーじゃなくて、イケメン舞台俳優の一洸さんです。
リンク先ポスト(旧ツイート)の写真の左が一洸さんです。
一洸さん何歳だと思いますか?
20代に見えますよね?
実は、一洸さんは2023年時点で36歳だそうです!
見えない!この若々しさ!どんだけ~!
音楽朗読劇『パレード』
今回参加した演劇は、音楽朗読劇『パレード』です。
音楽監督はサカノウエヨースケさん。水樹奈々さんの「ダブルシャッフル」、「Sugar Doughnuts」などを作曲している方です。音楽にはかなり力を入れた演劇のようです。
まず、イッコーもくさんがチケット購入サイトを教えてくれたのですが、サイトを見て驚きました…
手作り感全開の入力フォーム… これ本当に支払いサイトなのか?…
サイトに個人情報を入力した後に、入力したのと同じ名義でチケット代を銀行振込するシステムでした。
これ、もしかして詐欺? お金振り込んだらサイトとか削除して音信不通になるタイプの詐欺じゃねえの?こわい… まあ、チケット代6,000円だしいいか。
そして、チケット代を振り込んだら…公演直前になってもメールが来ませんでした。
まさか、ほんとうに詐欺!?…
運営に問い合わせたら、向こうの確認ミスだったようで、普通にチケット購入できました。安心…
会場は中野と聞いていたので中野サンプラザのようなホールを勝手に想像していましたが、劇場HOPEという小さな劇場が会場でした。劇場HOPEのキャパは70人と、学校の教室くらいの広さでした。まあ、この近さでイケメン美女俳優が見られるのは良いですね。
私がいつも行く声優さんのイベントとはかなり勝手が違って戸惑うことが多かったです。
演劇当日 感想
当日は中野駅でイッコーもくさんと待ち合わせしました。
待ち合わせの場所に行くと金髪が混じった派手な格好の女性がいました。まさか、この人がイッコーもくさんじゃないよな… 少し離れた位置でスマホでイッコーもくさんに連絡すると、例の金髪女性がイッコーもくさんでした!
そういえば、朝イッコーもくさんが「今日はイッコーのオタクの中で私が1番かわいいって気持ちでバチバチメイクしていくぜ」と投稿していたような。イッコーに会うためにかなり気合が入った様子のイッコーもくさんでした。金髪にはびびったけど、格好は似合っていてかなりセンス抜群でした。デートでは女の子の格好を褒めるのが鉄則ですが、金髪にびびって褒めるのを忘れていました。マイナス20点!
イッコーもくさんの案内で、マルイの裏の路地にある劇場HOPEに向かいます。中野のマルイの裏ってあんま行ったことない…会場は普通の建物の地下でした。外から見ると劇場があるようには見えない。
イッコーもくさんはイッコーの現場に通いまくっていて、グッズも買いまくっているので、スタッフさんからは顔パスのようでした。
会場内は撮影OKだったので写真を載せます。
近い!
入場する時にスタッフさんに推しを聞かれたのですが、どうやら推しの近くの席を用意してくれるようです。私は一洸さんオタク用の席だったので一洸さんの立ち位置側の2列目でした。自分の席の周り全員女性でかなり浮いていたかも…
そして、劇が始まります。
予習として、音楽朗読劇『パレード』のために作られた曲を聞いてきましたが、曲の感想は陽キャって印象でした。陽キャがワイワイするだけの演劇を1時間も見せられるのはしんどいかもと思っていました。
しかし、予想はいい意味で外れ、演劇の内容はダークなもので、かなり深いストーリーでした。面白かった。ストーリーは後味の悪い結末を迎え、エンディングで陽気な曲が流れる…エヴァかよ!これ作った人頭おかしい天才かよ!
音楽朗読劇なので演劇の各所に曲が入り、全員で合唱、観客も曲に合わせて手拍子します。ループ系の物語なので、オープニング曲が始まりと終わりの2回流れますが、始まりの1回目はみんなノリノリで手拍子していたのに、終わりの2回目はお通夜状態でした。それくらい衝撃的な結末でした。
注目していた舞台俳優さんたちの演技力ですが、やはり演技力が高いように感じました。キャラが悲しんだり苦しんだりするシーンでは、引き込まれてこちらまで胸が重くなりました。
一洸さんは低めのイケボが印象に残っています。ヘタレの小説家の役だったのですが、いい感じにヘタレ感を出していました。
歌はちょっと怪しかったかな。演技も歌も両方上手い人ってすごいんだな(唐突な推し自慢)
音楽朗読劇『パレード』、終わってみればお値段以上の満足度でした。
カフェでデートの練習
演劇が終わった後はイッコーもくさんとカフェでデートの練習。
チーズケーキ連番しました。
イッコーもくさんは朝も昼もケーキだったそうで、「ケーキ好きなんですね?」と聞くと、ケーキはあまり好きではないとのこと。
謎!
知り合いに、毎日カレーを作っているけどカレーはあまり好きではないという謎人物がいるのですが、ちょっとその人に似ている!?
演劇の感想や共通の友達の話題、イッコー現場の話などを1時間ほどしました。
イッコーもくさんの総評は、
いわお、思ったより面白え男だった
です。
相手の好きなものがわかっている、共通の友人がいる状況だったので、話題が決まっていて話しやすかったのかも。あと、何か好きなものに夢中になっている人と自分は相性がいいのかも。結婚相談所にいる人って「休みの日は家でゆっくりネトフリを見ています」みたいなのが多いから話題を見つけるのが大変なんですよね。趣味がない女性と会話する方法、誰か教えてください!
ちなみに、イッコーもくさんにLINEは聞けませんでした。
オタクの現場で女の子にLINEを聞くのは悪いことってばあちゃんが言ってた。(ほんとはチキっただけです)
後日、通話でイッコーもくさんにLINEリベンジしました。
「推し一緒じゃんLINE交換しよ」
「赤ちゃんのスタンプ送ってくるから嫌です。」
LINEは教えてもらえず、敗北しました。また振られた。どんだけ~
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