過去の恋愛に決着をつけた話負けヒロインいわお

2023年は彼女をつくる目標を達成できずに終わりました。何の成果も！！得られませんでした！！と言いたい所ですが、1つだけ進歩したことがあります。それは、過去の恋愛に決着をつけたことです。

2023年秋頃、婚活が上手くいってない私の様子を見て、以前当ブログに登場した女インポスターさん（女インポスターさん登場回はこちら）が、「もしかして過去の恋愛を引きずっているんじゃないの？」と助言をくれました。たしかに、過去の女性と結婚相談所で出会う女性を無意識に比較して、ある意味で高望みになっていたかもしれません。また、過去の女性には、告白する前に彼氏ができて終わったため、自分の中では終わった感覚がなくてモヤモヤした気持ちが続いていました。このメンタルのまま婚活を続けても良くないと思い、過去の恋愛に決着をつけてきました。

過去の女性サザンさん
彼氏くん登場
数年ごしに告白
彼氏くんも恋愛下手だった
負けヒロインいわお
気持ちの整理はできたものの…

過去の女性サザンさん

過去の女性のことを記事内ではサザンさんと呼ぶことにします。

サザンさんとは学生時代に当時のSNSみたいなもの（mixiだったかモバゲーだったか忘れた）で知り合いました。サザンさんは、私と同じオタクで、お酒が好きで、サバサバした性格なのか女性らしいかわいらしい投稿をしない人でした。なので、最初はサザンさんのことをおっさんだと思っていました。面白いおっさんだなあと思って絡んでいるうちに、顔もわからない状態で仲良くなりました。最初から女性だとわかっていたら、敬遠してしまって仲良くなってないかもしれないですね。なんかのオフ会で会った時に女性だとわかりました。見た目はちゃんとした女性なのに中身はおっさんで面白いとか最高じゃねえか！（←ちょろいオタク痛いですね…）

オフ会で女性とわかったもののチキってしまってアタックできませんでした。女性とわかったとたんアタックしたらキモいじゃないですか。SNSで出会うって当時は悪いイメージがありましたし。ってか普通に私はコミュ障なので。チキンな私は、女性だと気づく前と絡み方をなるべく変えないようにしていました。（←キモ男だから無意識のうちに変わっていたかも）

そうしているうちにチャンスがきました。サザンさんが好きなアイドルのライブのチケットを譲ってくれることになりました。サザンさんと連番です。2人きりでライブに行くチャンスをものにしようと楽しみにしていたのですが事件がおきました。

東日本大震災が起きてライブは中止になってしまいました。

彼氏くん登場

ライブは中止になってしまい、自粛ムードでオフ会もできない。サザンさんとはネット上のお友達という関係がだらだらと続いていました。

そんな時新しい男友達ができました。後にその男友達がサザンさんの彼氏になるわけですが。その男友達は自分の好きなアイドルの話をやたら私にしてきました。ぶっちゃけしつこいと思いつつ、自粛ムードで暇だったのでそのアイドルの曲を聞いてみると、かなり良い！そこで私は思いました。「このアイドル、サザンさんにも刺さりそうだな」と。私はそのアイドルと、アイドルのことを教えてくれた男友達のことをサザンさんに紹介してしまいました。

その後は、私とサザンさんと男友達と他数名入れてボイスチャットなどする日々が続きましたが、ある日からサザンさんと男友達がチャットに来なくなりました。その少し後にサザンさんと男友達が付き合っていると知りました。私が男友達にサザンさんを紹介してから3ヶ月くらいで決められました。結果的に、自分で敵を支援する形になったわけです。こうして私とサザンさんの恋は終わりました。

数年ごしに告白

数年たって現在、私はいまだに彼女なしで婚活をしています。婚活で44人以上の女性に会ってきましたが、サザンさんほど気が合う女性はいませんでした。頭の片隅にサザンさんがチラついて目の前の女性に集中できていない。そこで、冒頭で言った通り、過去の恋愛に決着をつけて気持ちを整理した方がいいと女インポスターさんに助言をもらいました。

サザンさんに連絡を取り、通話の時間をもらいました。

当時好きだったこと、好きなものとか笑いのツボとか価値観とかがぴったり合う人が他にいない、婚活しているけどサザンさんのことが頭にチラついてしまうことを告白しました。

サザンさんのお返事は、

好きだったことは、なんとなくそうかなと思っていた。気が合うのはこっちも思っていた。ただ、今の彼氏くんとも気が合うし、そちらにご縁があったという話。彼氏くんとは同棲していて上手くやっているので今はいわおくんの気持ちには答えられない。婚活はがんばれ。

また、私と絡んでいた頃のサザンさんは料理が苦手でしたが、今は料理をがんばっていて、料理を彼氏くんに食べさせるとカビゴンみたいに大きくなっていくのが楽しいと言っていました。リアルポケモンスリープにはまっているサザンさんでした。もし私がサザンさんと付き合っていたら私がカビゴンになっていたかもしれないので、ある意味ご縁がなくて良かったのかも。

告白して気持ちの整理ができて良かったです。

彼氏くんも恋愛下手だった

私が意図せず彼氏くんを紹介してから3ヶ月くらいのスピードで結ばれたサザンさんですが、短期間で彼氏くんと何があったかも教えてくれました。

1回目のデートはお寿司屋さんに行ったらしいです。1回目のデートでお寿司屋さんって重すぎないか？デートで高価すぎるお店を選択すると逆に女性にドン引きされるって何かで読んだぞ。しかも、お寿司はまずかったそうです。普通だったらデートとして大失敗ですよね。

2回目のデートは2人でのお泊り旅行。2回目でお泊り旅行は距離感間違えてるでしょ！サザンさんも「私じゃなかったらブロックされてるね笑」と言っていました。

3回目のデートで告白。3回目のデートで告白するのが成功しやすいといろいろな統計データで言われていますね。やるやん彼氏くん… ただ、告白の内容がアレでした。

「俺たちもう3回も会ってるし、これって付き合ってるってことでいいよね？」

男だったらハッキリ好きって言えよ！

彼氏くん…婚活している私からすると減点だらけです。私はこんなやつに負けたのか… これでOKしたサザンさんの心が広すぎる。

負けヒロインいわお

後からわかったのですが、意外と私のことを応援してくれていた人がいたらしいです。私とサザンさん両方を知る人は、2人お似合いだと言っていました。すごく意外だったのが、サザンさんの周りの女友達から私が人気だったということ。正直、サザンさんにキモい絡み方をしていたので、サザンさんの周りからはキモがられている可能性を考えていました。実際は逆で、2人の絡みを見ていると面白いと言っていたようです。

これは、読者から人気があるけど本人からは選ばれない負けヒロインってやつじゃないか？

実際、サザンさんにとって私は腐れ縁の幼馴染キャラみたいなポジションになっていた気がします。チャンスの場面で天災という不運なイベントが発生し、絶妙なタイミングで転校生キャラが現れて負ける展開。これは負けヒロインですよ。私の物語を面白くするために神が私を負けヒロインにする不思議な力が発生している。

と言い訳がましく書きましたが、最大の敗因はオフ会ではじめて会った時に攻めなかったことです。すみません。サザンさんとは2人きりに持っていくことすらできてないですからね。

オフ会の時攻めなかった自分の心理は

・周りの目を気にしてキモがられるのを恐れた
・1対1のコミュニケーションに自信がなかった

です。

これが私の弱点です。キモがられるのを恐れず攻めるべき場面で攻めること。1対1でも気まずくならないコミュニケーション力をつけること。この件を反省し、課題に取り組んでいこうと思います。